【コスメ】自分好みの香りをまとおう!練り香水の作り方【手作り】
2016/08/19
endlessneo530
2016/05/25 更新
香水といえば液体タイプのものが主流ですが、最近人気があるのが練り香水という個体タイプの香水です。液体タイプの香水に比べ、香りが柔らかく、長持ちするのが特徴です。ここでは、そんな練り香水の作り方をご紹介します。作り方はとても簡単なのでぜひ試してみてください。
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スプレータイプの香水はアルコールに香料を溶かしてありますが、練り香水は、オイルやワックスに香料を練り込んで固めたものです。
オイルやワックスに比べ、アルコールは揮発性が強いです。香水は、揮発とともに香りが立ち上るため、アルコールが主成分であるスプレータイプのものよりも練り香水のほうが穏やかに香ります。
付けた瞬間の香りは、練り香水よりもスプレータイプの香水のほうが鮮やかですが、練り香水のほうが香りの持続性に優れています。
練り香水は主成分にアルコールが入っていないため、アルコールアレルギーがあっても安心して使用することが出来ます。
また、アルコールアレルギーとまではいかなくても、肌が弱くスプレータイプの香水は合わない、という方にも練り香水がおすすめです。
天然の香りから心理的効果が得られる
天然の精油を使用した手作りの練り香水には、植物からの自然な成分によってリッラックス出来たり、気持ちを高められたりと心理的な効果が期待できます。
気を遣わずに香りを楽しめる
練り香水はアルコールが主成分のスプレータイプの香水よりも香りが穏やかなため、周囲を気にせずに好きな香りを楽しむことが出来ます。
肌に優しい
練り香水は、ワセリンやホホバオイルといった肌に優しい成分をベースとした作り方をしているため、肌荒れを気にせず使用することが出来ます。また、ワセリンやホホバオイルは保湿力にも長けています。
可愛いケースに入れられて、持ち運びにも便利!
液体の香水って可愛いけれど、瓶が重かったり、バッグの中でこぼれる心配があったり、持ち歩くには何かと不便ですよね。練り香水ならバッグに入れても邪魔にならず、こぼれる心配もありません。
手作りした練り香水をお気に入りのケースに入れて持ち歩けば、自然と気分も上がるはず。また、ケースをデコレーションして楽しんでいる方も多いようです。
練り香水の作り方はいくつかありますが、ここでは、ワセリンをベースとした作り方とホホバオイルをベースとした作り方の2パターンをご紹介します。
材料
・ワセリン:不純物の少ない白色ワセリンなど。(黄色ワセリンは不純物を多く含むので注意。)
・エッセンシャルオイル(精油):好みの香水でも可
・スパチュラ
・お好みの容器:完成した練り香水を保存します
作り方① ワセリンを容器に移す
スパチュラを使ってワセリンを練り香水の容器に適量移します。容器の8分目程度まで入れるのが良いでしょう。
作り方② エッセンシャルオイルを入れる
ワセリンを入れた容器に、エッセンシャルオイルを2~3滴入れます。エッセンシャルオイルは1種類でも良いですが、何種類かを混ぜると自分だけの練り香水の香りをつくれます。
作り方③ 混ぜたら完成
エッセンシャルオイルがワセリン全体に行き渡るようスパチュラで混ぜたら、オリジナル練り香水の完成です。
材料
・ホホバオイル:15ml
・エッセンシャルオイル(精油):15滴
・ミツロウ:5g
・お好みの容器:完成した練り香水を保存します
・小さめのボール
作り方① ホホバオイルとミツロウを湯煎する
鍋に水を入れて40℃程度まで熱したら、チップ状になったミツロウとホホバオイルをビーカーに入れ、鍋に入れて火にかけます。ミツロウが溶ければ練り香水のベースが完成です。
ミツロウとホホバオイルを配合する際の比率は、夏場は1:2、冬場は1:5ほどの作り方がおすすめです。
夏場にホホバオイルを多く配合すると、完成した練り香水が固まりやすくなってしまいます。
作り方② エッセンシャルオイルを加え、かき混ぜる
ミツロウが溶けて練り香水のベースが完成したら、ビーカーをお湯から上げ、お好みのエッセンシャルオイルを加えてかき混ぜます。
エッセンシャルオイルはパワーのあるオイルであるため、濃度が高すぎると危険です。練り香水の場合、ホホバオイル15ml、ミツロウ5gに対してエッセンシャルオイルは15滴程度入れるが適当な作り方です。
作り方③ 容器に移す
ミツロウはすぐに固まり始めるため、お湯からビーカーを上げたら素早く精油を落としてかき混ぜ、保存用の容器に移します。ミツロウが固まったら、練り香水の完成です。
エッセンシャルオイルをブレンドして、それぞれのコンビネーションにトライするのも、練り香水作りの楽しみ方の一つです。
精油によって香りの飛び方が異なるため、トップノートからラストノートまでの香りの変化を考え、それぞれのノートに適した精油をブレンドするのがベストな作り方です。
一般的に柑橘系(グレープフルーツやオレンジ、ローズマリー)は香りが早く飛ぶためトップに使用されます。ムスクやウッド系は残香性が強くミドル・ラストへ持続するため、これらを使用するのが、香りの長持ちする練り香水の作り方です。
ここで紹介した作り方に限らず、練り香水には様々な作り方があります。作り方が分かりやすくまとめてあるサイトを厳選してご紹介します。
手作りの練り香水においてベースとなるワセリンやホホバオイルは、保湿成分や美容成分も含まれる優れもの!練り香水としてだけでなく、香りの良いリップバームやハンドクリームとしても使用することが出来ます。作り方はとても簡単で、万能な手作り練り香水、ぜひ挑戦してみてください!
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