整形なしで憧れのぱっちり二重に！自力で二重まぶたをつくる方法

一重まぶたと二重まぶたには、ラインが入っているかどうかという見た目の違い以外に、根本的な構造の違いがあります。

まぶたが開くときは、眼瞼挙筋という筋肉がまぶたを持ち上げていますが、この際にまぶたの皮膚が厚かったり、脂肪が多かったりすると、キレイにすべてを持ち上げることができず、二重まぶたにならず目の上にまぶたがかぶさった状態になります。

二重まぶたに比べて一重まぶたが重たく見えてしまったり、目を細くしてしまうのは、まぶたがすべて持ち上がりきっていないという、まぶたの構造上の特徴によるものなのです。

”蒙古ひだ”がある

日本人の約８割が持っている蒙古ひだ。これは、目頭の部分を覆う上まぶたのひだのことです。日本人のような黄色人種に多く見られ、西洋人にはありません。西洋人にくっきりとした二重まぶたが多いのはこのためです。

蒙古ひだがある場合、二重まぶたの人に比べて腫れぼったく、目つきが悪い印象を与えてしまうこともあるのです。

メンデル博士の優性の法則

遺伝学といえば、メンデルの優性の法則が有名ですが、一重まぶたと二重まぶたの違いもこの法則を使って説明することが出来ます。

一重まぶたは劣性の遺伝子、二重まぶたは優性遺伝子と言われています。そのため、発現率としては二重まぶたのほうが高くなりますが、両親が二重まぶたであっても生まれた子供が一重まぶたになる場合もあるのです。

一重まぶたと二重まぶたの筋肉の構造が違うということは、一重まぶたの人が自力で二重まぶたになることは不可能なのでしょうか？

自力で二重まぶたになる方法は、ある！

遺伝子による構造の違いとなると、自力で二重まぶたになることは難しそうに感じますが、大丈夫！まぶたの筋肉を鍛えることで一重や奥二重の人でも二重まぶたを手に入れることが出来ます。

蒙古ひだを自力で改善するマッサージ方法

写真のように、眉の生え際から鼻筋と目頭の間を通って、目頭の下の部分までを両方の指で挟むようにマッサージしていくことで、重い蒙古ひだを自力で解消できる可能性もあります！

蒙古ひだは、加齢とともにまぶたの脂肪がなくなり、消失することもあります。日本人でも高齢になると蒙古ひだがなくなり二重まぶたになる方も多いです。

自力でまぶたの脂肪を落とす方法

眉を動かさないように手で押さえ、3～5秒間目を大きく見開きます。　
次に、眉をしっかり手で押さえたまま3～5秒間かけて、ゆっくり目を閉じます。
そのままさらに3～5秒間、目をギュッと強く閉じます。
この方法を5セット行いましょう。

毛細血管のマッサージ方法

まずは毛細血管を刺激するマッサージ方法で、まぶたのむくみを取りましょう！
①眉の下を親指の腹の部分で軽く１５秒間抑えて、パッと離します。
これを眉頭の方から眉尻の方へ順番に行っていきます。
②目の下の眼球の周囲の骨のふちの部分を人差し指の腹を使って軽く１５秒間抑え、パッと離します。これを目頭の方から目尻の方に向かって、下半円を描いていくようなイメージで、順番に骨のふちに沿って行います。

以上を1日2回行うと効果的です。

目を意識的に大きく見開く

すぐに二重まぶたにはならなくとも、目に普段より力を入れて見開くことで、印象が大きく変わります。また、まぶたの筋肉を鍛えることも出来ます。

①平行型二重

目頭から目尻までの二重幅がほぼ一定の二重まぶたのことを、平行型二重といいます。蒙古ひだが張っている場合の多い日本人には少なく、西洋人に多い目です。

②末広型二重

目頭の二重の幅が最も狭く、目尻にかけて広がっているようなラインの入り方をしている二重まぶたのことを末広型といいます。蒙古ひだのある二重の人の場合、ほとんどこの型になります。

③奥二重

上の二つの型に比べて二重の幅が狭い二重まぶたのことです。角度によっては一重にみえることもあり、「ずっと一重まぶただと思っていたが実は奥二重だった」ということも多いようです。

写真のようにヘアピンなど先の細いもので二重まぶたのラインを作ってみて、ヘアピンを離した時にしばらくラインが残っているところが、二重ラインを定着させやすい場所です。いろいろ試して探してみましょう。

また、目に力を入れてまばたきをするだけで自力で二重まぶたを作れる場合、そこが二重ラインを定着させやすい場所です。

まぶたの重い一重の場合は、いきなり幅の広い二重まぶたを目指さず、マッサージで脂肪を落として奥二重にすることから挑戦すると成功しやすいかもしれません。

二重の溝をなぞる方法

STEP2で決めた二重ラインの溝となる部分を、ヘアピンなどでなぞる方法です。地道ですが、他の方法と並行して行うことで、なぞった部分の脂肪が落ちやすくなり、自力で二重を定着しやすくなります。

夜だけ二重形成用のコスメを使用する方法

夜寝るときだけ、アイプチやアイテープ、ファイバーなどの二重形成用品を使用してラインの定着を促す方法です。

夜に使用するだけで、翌日二重まぶたを持続させることが出来ることも多いようです。日中と夜の両方使用してしまうと、まぶたに炎症が起こりやすくなってしまうので注意しましょう。

ダイエットをして顔やせする

ダイエットをして顔がやせるだけでも二重まぶたになる場合もあります。逆に顔に脂肪がついてしまうと自力二重のラインが定着しにくくなってしまうので、むくんだり、過度に太ったりしないよう気をつけましょう。

元々は重い一重まぶたでも、自力で方法を編み出し二重まぶたを作った方はたくさんいます。ここでは、そんな先輩方の自力で二重まぶたを作る方法が掲載されたサイトを、厳選してご紹介します。