化粧品にも使用期限はある!化粧品のアイテム別使用期限を紹介!
2016/08/17
ミック0331
食品に賞味期限があるように化粧品にも消費期限があります。化粧品に消費期限があるのを知らない人は意外に多いです。普段使ってしる化粧品の消費期限が過ぎたまま使用してしまったらどのような影響が出てしまうのでしょうか?調べてみました。
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食品と同じように化粧品にも消費期限があるのご存知でしたか?
でも「また使うかもしれない」「まだ使えるのにもったいない」とついつい捨てるのを躊躇してしまいますよね。
化粧品やスキンケア用品、ちゃんと捨てられていますか?「いつかまた使うかもしれない」「まだたくさん残っているからもったいない」「来年また使おう」などといって、昔の化粧品やスキンケア用品を引っ張り出して使っている人、要注意です。化粧品やスキンケア用品にも消費期限があります。
化粧品の消費期限は薬事法で定められていますが、全て化粧品に消費期限が記載されているわけではありません。
薬事法の第61条で「製造又は輸入後適切な保存条件のもとで3年以内に性状及び品質が変化するおそれのある化粧品」には消費期限を記載するよう義務付けられています。つまり表示がないということは未開封であれば3年間は品質保証がされているということです。
使用期限の表示などに関しては、いわゆる薬事法において定められています。
表示義務のあるもの
通常保管で、3年以内に変質をするもの
表示義務のないもの
3年以内に変質しないとわかっているもの
このように決まっているようです。
ですから、3年以内に変質しない化粧品は、品質の保持期限や製造年月日を記載する義務が無いようです。
ただ、多くの化粧品メーカーの製品が、未開封で保管していれば、3年~4年は品質が変わらないと言われているようで、このことから書かれている化粧品が少ないという事になります。
あれ?っと思われた方もいらっしゃいますよね。
「未開封で3年」って言うけど化粧品に製造年月日って書いていてない気がする・・・
化粧品には消費期限があると言いながら、消費期限も製造年月日の記載されていないものが多いのです。
未開封の状態で3年以上品質が保持される化粧品については、製造日も使用期限も表示しなくて良いことになっているからです。
3年以上も品質が保たれる商品であれば、3年経ったからといって急に劣化するというようなことはないはずです。開けてみて、特に異常がないようであれば使っても特に問題はないです。(※責任はとれませんのでご了承ください)
では、消費期限の過ぎてしまった化粧品を使い続けてしたらどんな事が起こるのでしょうか。
「まだ使える」「もったいないから」と使用期限の過ぎた化粧品を使い続けていると、このような肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。
消費期限の過ぎた化粧品を使い続けた事で肌がボロボロになってしまっては、せっかく可愛くメイクしても全然楽しくないですよね。
かゆみなどの症状が出るとかゆくて引っ掻いてしまったりしてよけい肌を傷つけてしまいますよね。
食品と同じで、空気が入って酸化してしまうためです。酸化すると、“黄色ブドウ球菌”や“表皮ブドウ球菌”といった細菌が繁殖します。また、直接手で触ったり一度使用したパフなどを使用することで、そこから菌が容器に入り、繁殖してしまいます。
つまり、その菌を肌につけることで、かぶれやかゆみ、ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまうため、時間が経ったものは捨てるように言われているのです。
せっかく買った化粧品だから使い切るまで捨てるのがもったいないという気持ちもわかりますが消費期限の過ぎてしまった化粧品を使い続けて肌が荒れてしまったら最悪です。
先ほど未開封だったら3年以上品質が保持される化粧品は消費期限を記載する必要はないとお伝えしました。では購入して3年以上経ってる未開封の化粧品は消費期限を気にせずに使用しても大丈夫なのでしょうか?
未開封コスメの消費期限は3年が目安。しかし未開封の場合であっても、成分によっては分離や沈下してしまう場合もあり、また完全密閉できているように見えて酸化が進むことや保存状態で品質が変化することもありえるので、購入後できるだけ早い段階で使いましょう。
消費期限が記載されていない化粧品でも購入したら早めに使い切るのが賢い使い方だと思います。気にって買った化粧品なのになかなか使わず、いつの間にか消費期限が来て中身が劣化してしまっていて肌トラブルになってはもったいないですね。
化粧品に消費期限がある事が分かりましたが、全ての化粧品が同じ消費期限なのでしょうか?
アイテム別に消費期限があるのか調べてみました。
メイクの基本になるファンデーション。
使用頻度が高いので消費期限前に使い切る人も多いと思いますが、たまには違うファンデーションにしてみようかなって思って新しく購入した後、今まで使っていたファンデーションが使いかけのまま放ったらかしになってしまってる事もよくありますよね。
そのまま消費期限が切れてしまってるかもしれないので気をつけましょう。
開封後1年程度は品質的に問題はないものの、状態をよく見極めて。パウダーファンデーションは表面が皮脂で固まったら劣化のサイン。リキッドファンデーションは分離したり、沈殿物や悪臭があったら使用をやめて処分することをおすすめします。
マスカラもメイクをする上では必要なアイテムですね。
目に近いところで使用するので誤って使用すると眼病にもなりかねないので消費期限をしっかり確認して正しく使用しましょう。
アイライナーもメイクには必要アイテムです。
ちゃんと消費期限があるんですよ。
マスカラと同じように目に近い部分で使用するのでしっかり消費期限確認して使いましょう。
口紅もファンデーションと同じぐらい使用頻度の高い化粧品ですね。
ファンデーションと違って色のバリエーションが豊富なので何種類も持っているという方は多いのではないのでしょうか。
持っている種類が多いと使う頻度にもバラつきが出てきますので消費期限が過ぎてしまう口紅やグロスも多数出てきそうですね。
久しぶりに使う口紅やグロスはにおいや粘り気などで消費期限が過ぎてそうじゃないか使用する前に確認しましょう。
口紅は2年
もし色が変わってしまったり、変なにおいがした場合は、化学反応を起こしている場合があるので使用期限内でも処分するようにしましょう。リップグロスは口紅よりも短い1年が使用期限です。妙にねばっこくなったら使用しないようにしましょう。
チークはかわいらしいメイクなどに必要不可欠なアイテムです。
チークにもちゃんと消費期限があります。あと重要なのがチークを付ける際に使う「チークブラシ」ブラシも肌に直接触れるものなので頻繁に手入れをして清潔に保ちましょう。
パウダー系のチークは水分が含まれていないので、清潔なチークブラシを使用している限り、2年はもつ。ただ、リキッドやクリームチークに関しては、日陰の乾燥した場所に置いたとしても、1年で買い替えるのが理想だ。
アイシャドウは目もとの印象を変えるだけではなく、メイク全体を引き立たせてくれるので必ず使っているという方の多いと思います。またメイクによって使い分けているのでバリエーション違いでいくつも持っているという人もいらっしゃるのでは。
しかし、消費期限は短いそうです。アイライナーと同じく目に近い部分で使用する化粧品なので眼病にならない為にもこまめに買い替えをおすすめします。
ほかのパウダー系コスメと同じく、水分が含まれていないものの、アイシャドウの寿命は悲しいほど短い。目の粘膜周辺で使用するものなのでバクテリアが繁殖しやすく、また目の健康を保つには、3カ月おきに買い替えるのが理想だというのだ。特にクリームベースのシャドウはバクテリアが繁殖しやすいので、匂いや質感に違いがないか、普段から気をつけながら使用しよう。
夏には必要不可欠な化粧品です。
最近では日焼け止めを夏だけではなく日差しの強くなる春ごろから使いだす人もいらっしゃると思います。「去年のまだ残ってるから新しく買わなくてもいいや」とつい思ってしまいますが、日焼け止めにもちゃんと消費期限があります。
化粧下地や腕や足のも使うので消費期限をしっかり把握しておく事が大切です。
車の中やビーチなど、温度変化の激しい場所や直射日光の下に置かれることが多い日焼け止め。開封後、早い段階から劣化が進んでいることもあります。
SPF値通りの効果をしっかり発揮させるためには、1シーズンのうちに使い切るか処分して、翌シーズンへの持ちこしは避けるのが無難です。
メイクする際、大切なのがスキンケアですよね。スキンケア次第でお肌のハリ・ツヤ、化粧ノリも変わってきます。
そんなスキンケア商品の消費期限も見落としがちになってませんか。
お肌に一番長く触れる化粧品なのでしっかり消費期限を確認して正しく使いましょう。
■スキンケア用品:6ヶ月以内
(化粧水・乳液・美容液・クリーム・クレンジング・洗顔)
化粧水などのスキンケアアイテムは、メイクをする前の最初のステップでもあり肌の内部にまで浸透させるため、菌が繁殖した場合ダイレクトに肌荒れにつながります。
直接手で触れない方が菌が繁殖しにくいそうです。
面倒かもしれませんがスパチュラやコットンなどを使った方がよさそうです。
また洗面所なども湿気も多い場所も保管場所には向いてませんので気を付けましょう。
クリームはスパチュラを使う、化粧水は手で無くコットンを使う、日の当たる場所に置かない、蓋は閉める、などを徹底しましょう。またパッケージを良く見ると、使用期限が書いている事が多いので気をつけてみて。
たまに「冷蔵庫で保管しているから大丈夫」という人がいますが、これも徹底できないのならやめた方が無難です。冷蔵庫で保管しておいて、使った後はしばらく室温に置く。そんな使い方が一番怖い!
使う化粧品の消費期限がわかっても保管状態が良くなければ、先ほどご紹介した消費期限より早く劣化が進んでしまいます。
正しい保管方法で出来るだけ長持ちさせましょう。
直射日光のあたる場所、高温多湿の場所、温度変化の激しい場所を避け、常温で保管する。冷蔵庫での保管も、出し入れによる頻繁に温度変化で変質してしまう可能性があるため、実は望ましくありません。
開封した後は、容器のキャップをしっかり閉め、中の水分やアルコールが蒸発して、ホコリや雑菌が入ることを防いでください。中身が変質してしまうこともあるので注意です。
化粧品ってシーズンごとに新しい商品が出たり、その年の流行りによってメイクのやり方も変わってくるのでいろいろ買い揃えてしまいますよね。
しかし、もったいないからと使用期限ぼ過ぎてしまった化粧品を使い続けて皮膚トラブルを起こしてしまってはメイクも出来ない状態になってしまいます。
そうならない為にも捨てる勇気も必要ですので消費期限をしっかり確認して使っていきましょう。
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