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自分だけの香りでうっとり!毎日が楽しくなる香水の選び方ガイド

香水はどこに付けるといいの?つけるタイミングは?癒される・魅惑の香りを選びたい!・・・香水は身近なものですが、付ける量や選び方など、様々な疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?今回はそんな香水の基本知識から人気の商品・選び方までじっくりご紹介します!

香水を使いこなしたい!

香水を楽しんでいますか?

香水は好きだけれどマンネリしている、素敵な香りを選びたい!付ける部位や量が気になる、使い分けたいけど選び方にいつも悩む・・・香水についていろいろな疑問や悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?今回はそんな香水の選び方や基本的な知識、人気や注文のブランドなどに注目してきます。

香水の基礎知識

クレオパトラも使用していた!香水についてもっと知ろう

香水の文化は紀元前からすでに始まっていた、人類の生活には欠かせないものだったのです。まずは香水についての基礎知識から見ていきましょう。歴史、付ける部位、香り方などにフォーカスします。

香水の歴史

古代エジプトで香料は、神聖で悪を排除しするもの、
つまり悪から身を守るものとされ、神への供物の腐り防止や、
宗教的な目的によく利用されていました。

一方で、香りの持つ神秘的な力にも注目され、
位の高い人々の間では権威を表す道具のひとつとして、
また「人を魅了する美容のため」に用いられていました。

古代から愛用されていた香水

香りの神秘の力を愛用し、その力を大いに利用して権力の座に就いたのが、世界三大美女のひとりクレオパトラです。
中でも、ローマ政治の実権を握ったアントニウスに初めて近づく場面は有名です。
クレオパトラは、自分の乗った船に "クローブ" というバニラに似た香料を大量に付け、その芳香をなんとナイルの両岸にまで漂わせて自分の存在を強烈に印象付けたのです。
そして、初めてアントニウスを自分の部屋に迎え入れた時は、床一面にバラの花を敷きつめたと言われます。

クレオパトラは常に香りを欠かさず、香料をたっぷり入れた香水風呂に毎日浸かってはセクシーな香料をくまなく体に塗り込んでいたそうです。
現代でもある香水風呂につかるなんて風習は、こんなに太古の昔からあったの
ですね。
なんとなくクレオパトラの時代が身近に感じられませんか?
ただ、クレオパトラが一日に使う香料は、今の日本円で20万円にも上ったそうです。
それを毎日とは・・・。 なんとも贅沢な話ですね。

クレオパトラは、その美貌と香りの魔力でアントニウスをすっかり虜にし、
彼の力を借りて、ついにエジプト女王としての権威を手にし、また、女性としての
魅力を保ち続けたのです。

出典:http://home.att.ne.jp

クレオパトラの選び方・使い方は本当に徹底的!フローラルな香りで意中の男性を落とすまで、美魔女だったに違いありません。

香りの文化は瞬く間に各国へと伝わりました。
エジプトからイタリアへ香りの文化が伝わる際、香水に地中海の花の香りを
取り込む工夫が加えられました。
この工夫は現代の香水でも脈々と生き続けています。
実は、現代、私たちが手にする香水のほとんどは、フローラルを中核にし、それに
様々な香料を微量にブレンドすることにより、色々な系統の香りを演出しているの
です。
ヨーロッパの各国へ伝わっていった香りの文化は、そこで様々な伝説を産み続け
ました。

出典:http://home.att.ne.jp

古代ローマで香水文化

香料が宗教行事や医薬品としてでなく、香粧品(化粧品、トイレタリー)として広く使用されるのはローマ時代からです。
ローマ人は西洋では珍しいことに水浴やお風呂に入る習慣があり公衆浴場もさかんに建設され、現在でもイタリアをはじめイギリスやフランスなどローマ帝国の支配が及んだ地域に遺跡として数多く発掘されています。余談ですが、お風呂文化はローマ帝国の崩壊とともにすたれ、その後ヨーロッパ人はお風呂と無縁な生活習慣を築くことになります。
そのため体臭がひどく、それをかくすために香水文化が生まれた、という皮肉な歴史をたどります。

日本にもあった香水文化

日本で初めての香りの文化は「お香」という形で広まりました。
お香と聞いて仏壇に供える線香を思い出す方も多いでしょうが、
奈良時代の終わりから平安時代の初めの頃には、「空薫物」(そらだきもの)と言い、仏教とは切り離した楽しみ事のひとつとして発達しました。
このお香を幾つか組み合わせて小さい袋に閉じ込めたものが、「匂い袋」の始まりです。
元々、お香には虫除け作用や防菌効果があるものです。そのため、匂い袋は香りやお守り替わりとしてだけでなく、防虫、防菌効果もあるということで、古来から日本人に馴染み深い持ち物となってきました。

現代の香水が日本に上陸したのは、日本が長い鎖国から目覚めた明治に
入ってからです。今のようなオシャレなボトルではなく、薬品ビンのようなボトルで売られていました。

香水は初め、芸者たちを中心とし、瞬く間に一般人の間に広まりました。一般庶民にまで広まったとは言え、当時、香水はまだまだ高級品だったようです。

現代のように、世界中で大量生産され、輸入が盛んになり、それによって日本でも手頃な価格で香水が手に入るようになったのは、今からほんの30~40年程前からです。

東洋人での香水デザイナーの活躍も目ざましく、日本人では、マサキマツシマ、イッセイミヤケなどのブランドが樹立し、世界を股に掛けるところまできています。

出典:http://home.att.ne.jp

紀元前から「香り」は魅力・効果に目をつけられ、美容として、魔除けとして多くの役割を果たしてきた香料・香水。いつの時代も素敵な香り、癒される香りは人間に影響を与えてくれているんですね。

付ける部位

みんなどの場所を選んでるの?

2013年、1都3県在住の10代~60代男女を対象に香水をつける場所についてアンケートが行われました。みなさんの選び方はダントツ「手首」がナンバーワン!女性は続いて「耳のうしろ」が多いですね。

意外な場所まで!

香水を付けることのできる部位の例は意外にたくさんあります。普段1.2箇所しか選ばない方も、この機会に選び方を変えてみませんか?
『基本的に、上半身につけると強く香り、下半身につけるとソフトに香ります』

●肩
自分の香りを知るのにベストな部位。鼻との距離もちょうど良いため、ほどよくまろやかに香ります。肩が出る洋服の場合は少し控え目に。
●手首
つける場合は内側につけてください。手首を動かすたびにほのかに香るが、直接つけると強くなる場合もあるので空中に1プッシュした香水の中をくぐらせるとよい。
●ひじの内側
汗腺が少なく脈打つ部位なので、つけやすいし香りも立ちやすい。ただし、皮膚の弱い場所でもあるので肌質を確かめるようにして下さい。
●ひざの裏
しっかりつけても香りが強くならないため、初心者にはオススメの部位。香りは下から上へ立ち上がるため、全身に包まれるように香ります。
●足首
つけすぎがちな人は足首に。多めにつけても靴下や靴で隠れるので、ちょうどよい香りになります。動くたびに香りのも魅力です。
●わきの下
汗腺が多いうえ、汗の香りの成分が流れてしまうのでNG。汗の香りと香水の香りが混ざってしまって、逆効果となってしまいます。
●胸
つける場合はごく少量を1ヶ所につけること。広範囲につけると、自分の鼻を刺激して香りに酔ってしまう場合もあります。
●腰
腰をベースにして、他の部位と組み合わせてつけることで香り方のバランスが良くなる。初めて使う香水のお試しポイントにしてもいい。
●足の裏
わきの下同様に香水には不向きの部位。足や靴のにおいと混ざってしまい、香水本楽の香りを活かすことができません。

出典:http://www.siawase-kousui.com

腰やひざの裏など、普段あまり選択しない部分に挑戦して香りを楽しむ選び方も面白いですね。

時間や量

待ち合わせがある場合、約1時間前につけましょう。出かけるときは、遅くても30分前。つける量は場所にもよりますが、スプレータイプは10~20センチ離して1~2プッシュが目安。瓶タイプは底を叩いて1ドロップが目安。

時間の選び方を工夫しよう

香水の香り方は3段階
1.トップノート
トップノートとは、香水の一番初めに発する香りですのでややきつく香り立ちますが、10分程で、だんだんと次の香りに移り変わります。

2.ミドルノート
その香水の中心とも言える、2番目の香りをミドルノートと呼びます。30分~1時間後くらいに香り立つのがこのミドルノートで、その香水の香りが一番バランス良く表されるメインの香りです。

3.ラストノート
ラストに香るのが、ラストノートです。残香性の高い、ムスクやバニラ系などの香りがじんわりと残ります。

付けた直後は香りがややきつく香り立ちます。その為、香水が丁度よく香る時は付けてからおおよそ30分後ですので、出かける前の30分前くらいに香水を付けておく良いでしょう。
付ける時間を工夫する事で、出かけるときに一番バランス良く香りを楽しむ事ができます。

その香水を使っていく中で3段階の香りの時間を掴んだら、その中で一番好きな香りの時間に合わせ、出かける前に前もって香水を付けておくのも良いでしょう。

選び方~シーンや目的別~

目的によって異なる、香水・付ける部位の選び方

基本的な部分をマスターしたところで、フォーマル・カジュアルな場面など、自分の目的によって香水の付ける場所の選び方は変わってきます。また、男女別でもつける場所が変わってきます。デートでおすすめの場所は?上品に香るには?しっかり区別してTPOに沿った選び方をマスターしましょう。

選び方~フォーマル~

ビジネスなどフォーマルな空間での部位の選び方は?

ビジネスや会食、初対面の相手など上品かつ主張しすぎず自然に香る選び方をチェックしましょう。

【量に注意】
まずはつける量を気を付けましょう。香水を頭上にふりまいて香りをくぐるだけなどもかなり抑えた使用方法です。また、毎日つけていると臭いの感覚がマヒし、たくさんつけていても臭わないことがあるので2.3日お休みして自分の鼻をリセットすると良いですよ。

【部位】
うなじ、手首、ひじ、ひざなどがオススメ。
うなじ:香りが長持ちするので少量。
手首、ひざ、ひじ:動くたびに香り、手首に付けた場合は自分でも香りを楽しむことが出来ます。腰から下の部位は、香りは下から上へと行くので、動くたびに下からの香りに包まれるでしょう。
髪:香水はアルコールが含まれているので髪を傷める原因になりますので、髪は避けた方が良いでしょう。髪の毛専用のフレグランスを使用します。

【控えた方が良い場所】
●レストラン
食事を楽しむ場所にしっかりと香る香水を付けて行ってしまうと、食事をしている方の邪魔をしてしまい、周りの迷惑になってしまいます。
レストランなどの食事をする場所では強い香りは控え、食事の後に付けるなどの工夫をすると良いでしょう。

●人が密集する場所
満員電車などの人が密集するような場所に、強い香りをまとう事は控えましょう。
付ける際は、香りの柔らかいものを選ぶなどの配慮を忘れずに、香りを楽しみましょう。

●葬儀場
葬儀場などの場所に、華やかな香りはふさわしくありません。初めから香りを付けないようにしましょう。

出典:http://hadalove.jp

付ける前にまずどこにどう行くのか確認しましょう。

選び方~カジュアル~

今日は香りで魅了したい!

さて、デートやお出かけなどカジュアルなシーンで香りを効かせたい時の選び方を見ていきましょう。

【強く香らせたい】
体温で深い香りになるのが『耳の裏』!近くに寄る度に香る甘~い香りで魅了しましょう。

【色っぽくきめたい】
色っぽい女性の印象を出したい場合は『うなじ』を選びましょう。紫外線などの影響がないので香りが長持ちしやすいです。
アップヘアーにしたり、髪の毛をかき分けたときにほわっと香らせたりして小悪魔に香らせます。

【セクシーに香る】
おうちデートなどで使用できるのが『太ももの内側』。下半身なので香り過ぎず、時々ふわっと来る香りがたまりません。

その他、定番の『手首』、ふんわり香りが上がる『胸』など、合う相手や性別、場所に合わせて選び方を工夫してみると楽しいですね。

人気・おすすめブランド

たくさんあって選びきれない・・・

現在、多くのブランドから沢山の香水が出ているので1つ選ぶだけでも一苦労、選びきれない方も多いのではないでしょうか?基本的に、自分の好きな香りを選ぶのが1番ですが、人気のものやおすすめの香水をご紹介します。普段のコレクションの1つとして、選び方のご参考に。

自然に漂う石鹸の香りが最高!「アクアシャボン」

香水と思わせないなんとも自然で誰もが好む香りをまといたい時はこの商品!シャンプーや石鹸の香りを連想させるナチュラルな香りです。自然体で誰からも愛される香りがあなたを包みます。
本当に自然なのでいつでもどこでも香っていたい、付けていられる香水です。

色気のある香り「クロエ オードパルファム」

香水に迷ったら選びたいのがこの商品。何年も愛用している方も多い王道です。甘すぎず、爽やかなフローラル系なので女性だけでなく男性にも上品なイメージを与えるよう。イメージは「石鹸」「風呂あがり」「バラ」「高級感」「上品」など、綺麗なお姉さんが付けている香りを連想させます。また、オードパルファムなので1.2プッシュで6時間もつなど、もちが良いのも嬉しいです。

世界中の女性の憧れシャネルNo.5「チャンス オー タンドゥル オードゥ トワレット」

シャネルの5番は女性の憧れの的!それを現代風にアレンジしたものがこの商品。コンセプトは『あふれるほどの優しさと愛おしさに満ちたロマンティックフレグランスであり、澄み切ったピュアなさざ波のように心地よい香りが広がる』とのこと。読んでいるだけでうっとりして臭いたくなりますね。
シャネル独特のキツイ香りよりは軽く、気軽に日常で使えるため、20~30代の若い世代の女性から熱い支持があります。

ただいま人気急上昇!「ミス ディオール ブルーミング ブーケ」

『さわやかで優雅な気品溢れる女性らしい香り』とアットコスメでもNo1.になった香水。甘すぎないフローラル。まずはボトルのデザインの女子力の高さ・・・お部屋に置いているだけで女子力上がりそうです。購入している年代は10代~40代と幅広く、特にクセのない万人受けする香りのため主張しすぎずTPO関係なく気軽に使える優秀な香水です。

じわじわ来ている魅惑の香水「リビドーロゼ」

9割の男性が反応?目的以外の男性には使用禁止!?魅了する香水。
『男性が感じる香り=お風呂上りの女性』髪から漂うシャンプーの香り、お風呂上りの肌から立ち上がる石鹸の香り。これらの香りは、男性の中でより『女性らしい香り』を連想させ、心地よくもドキドキする感情を呼び起こします。

香りを研究して開発されたのがこのリビドー。時間によって香りも数種類変化するように計算して作られており、効果を実感する口コミも上がってきている面白い商品です。
気になる方は試してみてくださいね。ただし使う相手の選び方には注意してください。とのことです。

使用時・保管の注意点

なにか懸念すべきことはあるの?

香水使用の際には滞在する場所、付ける場所、香水の種類によって選び方・付け方を変える必要があります。また、長くきちんと香水を保たせるための保管方法も大切。しっかりマスターして香水を使いこなしましょう。

使用時・付ける部位の選び方に注意

濃度による選び方

表の通り、アルコール分・濃度によって香りの持続時間が変わり、分類・名称も変わってくるので特徴を理解してシーンによって使い分けられると上級者テクですね。濃度が高くなるほどお値段も張る傾向もあります。

【香水はこすっちゃダメ】
手首で擦ってからつけるというのをよく見るけど、実はあれはやらないほうが良いんです。擦ることで香りの粒子が潰れてしまうので、香りが長持ちしないばかりか香水の本来の香りが楽しめなくなってしまうんですね。

出典:http://m3q.jp

【耳の後ろや手首は香りすぎるから要注意】
耳の後ろや首の後ろなどは、相手の鼻に近いのでかなり匂ってしまいます。あと手首につけるのも、座って食事をするときなどに香りすぎることがあるから注意!これはマナー違反でもあるので付けないほうが良いとされてますね。付ける場所の選び方には十分に注意です。

出典:http://m3q.jp

目的・相手・場所に合わせて選び方を変えましょう。

【その他 場所の選び方】
首や鼻周辺はやめましょう。直射日光の影響を受けやすいこと。日光は香料の種類によっては肌にシミなどの原因になることがあります。
のど周辺は皮膚が敏感で湿疹やかぶれを起こす恐れがあります。鼻周辺は自分の香りで酔ってしまいます。臭覚は視覚や聴覚と違い疲労して鼻がマヒしやすいのでせっかくの香りが自分ではわからなくなるためです。
また、汗が出やすいです脇の下なども避けましょう。汗と混じると想定外の香りになるのでご注意ください。
首や鼻周辺:直射日光を受ける可能性があります。嗅覚疲労で香りがわからなくなります。
脇の下:汗と混じると香りが変化します。

出典:http://www.azaban.com

【耳たぶでなく耳の裏】
テレビや映画の影響と思われますが、「香水は耳たぶにちょこんとつけるもの」と考えている人が案外おられます。理論的には耳は温かくありませんし、また日光や紫外線に当たる可能性が大きいのでおすすめではありません。耳の近くでしたら、耳の裏にしましょう。

出典:http://www.azaban.com

こちら、耳たぶにつけている方も多いのではないでしょうか?耳たぶにしていた人はすぐに場所を変更しましょう。

保管方法・場所の選び方

香水は日が当たる場所での保管は避け、日が当たらないようなるべく涼しい場所で保管して下さい。
また、香水のアルコールが蒸発してしまうと中身が黄色く変色してしまいます。蒸発を防ぐ為にも、使った後はしっかりとフタを閉めましょう。

使っていくうちに香水の量が減ってくると、容器に空気が入りやすくなってしまいます。香水の鮮度を保つ為にも、少なくなってきたらアトマイザーに移しかえると良いでしょう。
また、もう使わない香水・だいぶ使っていない香水があるならそのままにせず、ルームフレグランスとして楽しむなどの工夫をしても良いですね。

出典:http://hadalove.jp

今日はどんな気分?

毎日自分の香りで気分が上がる!

今回は今更聞けない香水の基本的なポイントや選び方から、上級者も使用する付ける部位などいろいろな視点で香りをチェックしていきました。お気に入りの香水をつけると本当に爽やかな気分になりますよね。ナチュラル・エレガント・セクシーなど、なりたい自分に合わせて選ぶのもわくわくしますね。様々な香水・部位にチャレンジしてもっともっと素敵女子になりましょう。

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